子どもの上履き、毎週持ち帰るたびに真っ黒…

「ゴシゴシ洗っても汚れが残る」「黄ばんでしまった」という経験ありませんか?
筆者も最初は力任せにブラシでこすって失敗。
しかし、洗剤の種類と“温度”の組み合わせを変えるだけで見違えるほど白くなりました。
この記事では、実際に上履きを3足洗い比べながら、
家庭でできる失敗しない洗い方・黄ばみを防ぐ乾かし方を詳しく紹介します。
上履きが汚れる原因と「黄ばみ」の正体
上履きの汚れは主に3種類に分けられます。
汚れの種類 | 原因 | 落とし方のポイント |
---|---|---|
泥・砂汚れ | 校庭や体育館 | ブラシで物理的に落とす |
皮脂・汗汚れ | 足裏の汗 | 酸素系漂白剤で分解 |
黄ばみ | 洗剤残りや紫外線 | すすぎ不足+直射日光が原因 |
とくに黄ばみは「汚れが残ったまま日光で酸化した結果」。
洗剤をしっかり溶かして、残さないことが最大のポイントです。
準備するもの(使用アイテム)
オキシクリーン ホワイトリバイブ
今回はオキシクリーンの中でも白いものを更に白くする「オキシクリーン ホワイトリバイブ」を使用しました。

通常のオキシクリーンの成分に加えて酵素と蛍光増白剤が追加されているためより白く仕上がります。
業務用石鹸 エネロクリーン
おすすめの業務用石鹸エネロクリーンです。

こちらも蛍光増白剤が含まれている石鹸です。さらにアルカリ剤も含まれているため強力な洗浄力で皮脂汚れや黒ずみに効きます。
エネロクリーンについては下記の記事でも紹介しています。

つけ置きに便利な折り畳みバケツ
コンパクトに収納できる折り畳みバケツです。オキシ漬けのようなツケ置き洗いにはこれくらいのサイズのバケツがあると便利です。
つけ置きバケツについては下記の記事でも紹介しています。

シューズブラシ
シューズ用のブラシがあると便利です。通常のブラシに加えて硬めのブラシが付いているので汚れに合わせて使い分けられます。
シューズハンガー
靴用のハンガーがあると乾きも早くなるのでおすすめです。
上履きの洗い方【実際に試した手順】
まずは乾いたままのブラシで汚れを落とします。
つけ置きが終わったら、靴紐を取り出し、しっかりすすぎます。

洗い残りがあると黄ばみなどの原因になるので気をつけましょう。
汚れが浮いてきたら、泡を残さずしっかりすすぎます。

エネロクリーンの洗浄成分のアルカリ剤は紫外線に触れると黄ばみの原因になります。洗い残しのないように念入りにすすぎましょう。
乾かし方のコツ(黄ばみを防ぐ)
不要なタオルなどで水気を取ることで乾燥にかかる時間が短縮できます。
直射日光での天日干しは絶対NGです。

紫外線で洗剤成分が酸化 → 黄ばみ発生につながります。
シューズハンガーを利用すると風通しがよくなり乾燥時間が短縮できます。
干す際に直射日光を受けないように注意してください。
仕方なく室内で干す場合は、シューズハンガーで干した上履きにサーキュレーターで風を送ると乾燥時間が短縮できます。
実際に洗ってみた結果
40℃のお湯でつけ置き+ブラシで洗浄+日陰乾燥が効果的でした。

力を入れるよりも「化学的に落とす」ほうが仕上がりが均一になります。
黄ばみが出てしまった時の対処法
- 酸素系漂白剤を溶かした40℃のお湯に再つけ置き(30分)
- ゴム部分の黄ばみは歯ブラシ+メラミンスポンジで軽くこする
- 乾かす際は完全にすすいでから日陰で乾燥
布の部分の黄ばみはアルカリ性の洗剤のすすぎ残しが紫外線と反応して起こっているケースが多いので、再洗いで取り除きます。その際もよくすすぐように気をつけてください。
ゴム部分の黄ばみにはメラミンスポンジでも対処できますが、薬剤を使って除去する方法もあります。
実際にスニーカーで試してみた記事はこちらから

黄ばみを防ぐ洗い方について詳しくはこちらから

よくある質問
- 上履きを洗う頻度は?
-
週1回が理想。梅雨時期は2週に1回でもOK。
- オキシクリーンを入れたまま放置しても大丈夫?
-
基本的には問題ありません。長時間つけ置きする際に心配な場合はゴムの劣化などがないか時折確認しましょう。
- 洗濯機で洗ってもいい?
-
強力な洗濯機を使う場合は型崩れやゴム部分の剥がれなどが心配です。その場合は小型洗濯機を使うのがおすすめです。
まとめ
上履きをきれいに洗うなら
- オキシクリーンでつけ置き洗い
- 強力な石鹸でこすり洗い
- すすぎ残しゼロ+日陰干し
この手順で、毎週の「洗っても白くならない」ストレスが消えます。ぜひ試してみてくださいね!
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