つけ置き洗いの大定番として知られる「オキシクリーン」ですが、オキシクリーンの仲間として「オキシクリーン マックスフォース」というシリーズの洗剤が販売されています。

このマックスフォースの洗浄力がすごい!
今回は「オキシクリーン マックスフォース」スプレータイプの効果、使い方、どんな汚れに有効なのかをレビューします。

- スプレー、もみ込み、つけ置きの後はいつもと同じく洗濯機で洗うだけなので簡単
- 皮脂汚れに強い
- 簡単な汚れならつけ置き時間を増やす、複数回洗濯するなどでしっかり落ちる
- シャツの黄ばみ、洋服についた食べこぼしのシミ抜きなど幅広い汚れに対応できる
- 頑固な汚れや定着したシミ抜きにはやや不向き
オキシクリーンとは
「オキシクリーン」とはアメリカ発祥の酸素系漂白剤の一種です。粉末状の洗剤で、ぬるま湯などで溶かした際に出る炭酸で汚れを落とします。衣類などのつけ置き洗いによく使用され、洗浄力が高いと言われています。
衣類のシミ・汚れを漂白・消臭※1、除菌※2する酸素系漂白剤です。また衣類だけではなく、食器・キッチン・トイレ・お風呂場・リビングなど家中のお掃除に使用できます。
オキシクリーンとは|オキシ漬けで人気!酸素系漂白剤【オキシクリーン(OxiClean)】公式サイト(株式会社グラフィコ)
オキシクリーンマックスフォースとは
「オキシクリーンの中でも、洗浄力に磨きをかけたマックスフォースシリーズ」ということで、「オキシクリーン」よりもさらに洗浄力の高いシリーズなのが「オキシクリーン マックスフォース」です。 主には洗濯機で衣類を洗う前に使用して衣類のシミや汚れをピンポイントで除去する洗剤です。

販売開始は2022年10月で、発売後は瞬く間に品薄になり、一度販売終了しています。現在は生産も再開していて、気軽に手に入るようになりました。
シリーズにはスプレータイプ、泡タイプ、ジェルスティックタイプの3種類がラインナップされています。
スプレータイプ
泡タイプ
ジェルタイプ
オキシクリーンマックスフォースで落とせる汚れの種類
「オキシクリーン マックスフォース」で対応できる汚れは以下の3種類。
- 泥汚れ
- 食べこぼし
- 血液などのタンパク汚れ
食べこぼしの中には油、醤油、ケチャップなどの汚れが含まれるので、広範囲の汚れに対応できそうです。
タンパク汚れには皮脂も含まれるので、血液以外にも汗染みや襟袖の黄ばみにも有効です。
オキシクリーンマックスフォースが使えない素材
- ウール・ウール混紡・シルク・シルク混紡などの水洗いできない繊維製品
- 革
- ドライクリーニングのみと表示された衣類
オキシクリーンマックスフォースの成分
成分 | 界面活性剤(15%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、両性界面活性剤)、酵素、安定化剤、アルカリ剤、香料 |
液性 | 弱アルカリ性 |
- アミラーゼ酵素で、でんぷん質系のシミを分解
- プロアテーゼ酵素で、血液や青汁などのタンパク質系の汚れを分解
実際に使ってみた!「オキシクリーンマックスフォース」の使用レビュー
キャップのつばの裏のシミ抜き

ニューエラ系のキャップのつばの裏が灰色だと、汗染みの汚れがとても目立ちます。そんな帽子の汚れも「オキシクリーン マックスフォース」を使って落とすことができます!
洗い方についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

オキシクリーンマックスフォースの使い方

白いTシャツに醤油、ケチャップ、油、ワインでシミを作って「オキシクリーン マックスフォース」を試してみました。
実際に洗う前に注意点
- 水洗いできない素材などには使用できません
- 色落ちする素材でも使用できません
- 革製品では使用できません
その他、デリケートな素材などに使用する際は自己責任で行なってください。
汚れている箇所に固形の付着物などがあればティッシュなどで取り除きます。
裏地にシミ移りしてしまうと困るので、シミの裏側に当て布をします。当て布が薄いとシミ移りしてしまうかもしれないので、複数枚使う、厚みのある布を使うなど、ある程度厚みをもたせましょう。

筆者はキッチンペーパーを数枚折りたたんで使います。

薬剤を浸透させるためにティッシュや不要な歯ブラシでもみこみます。この時、シミを滲ませ薄くさせておくとシミが浮いて落ちやすくなります。

薬剤を浸透させるためしばらく置いておきます。

公式ではこの待ち時間は5分~最大1週間との記載があります。今回は15分程度置いておくことにしました。
他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗います。

乾燥したらシミの確認をします。醤油、コーヒーの汚れは落ちたようですが、油と赤ワインのシミがやや残っているように感じますね。

シミや汚れが残ってしまった際には、再度「オキシクリーン マックスフォース」での予洗い(漬け込んでから置いておく時間を増やす)と洗濯の工程を再度繰り返します。

2度目の洗濯を終えて確認すると、きれいになりました!

オキシクリーンマックスフォースのメリット・デメリット
メリット
- スプレー、もみ込み、つけ置きの後はいつもと同じく洗濯機で洗うだけなので簡単
- 皮脂汚れに強い
- 簡単な汚れならつけ置き時間を増やす、複数回洗濯するなどでしっかり落ちる
- シャツの黄ばみ、洋服についた食べこぼしのシミ抜きなど幅広い汚れに対応できる
デメリット
- 頑固な汚れや定着したシミ抜きにはやや不向き
頑固なシミ抜きにはシミ抜き専用のアイテムがおすすめです。
携帯もできるペン型の強力なシミ抜きはこちら!

オキシクリーンマックスフォースと一緒に使うと便利なアイテム
洗浄力抜群な「オキシクリーン マックスフォース」ですが、揉み込みなどの行程を素手で行うとその洗浄力ゆえに手荒れの恐れがあります。

手荒れが気になる場合はゴム手袋の着用がおすすめです。
オキシクリーンマックスフォースを購入する方法
「オキシクリーン マックスフォース」は一時期に生産停止になる程の人気で品薄状態が続いていましたが現在は在庫も安定しているので、手に入りやすいでしょう。ドラッグストアでも購入可能です。
オンラインで購入するなら下記のリンクからどうぞ
まとめ

「オキシクリーン マックスフォース」は洗浄力抜群で様々な種類の汚れを落とすことができる予洗い用の洗剤です。
つけ置き時間や複数回洗濯することで幅広い汚れやシミに対応できます。

あきらめかけていたシミや汚れがついた服がある方は是非試してみてくださいね!
スプレータイプ
泡タイプ
ジェルタイプ
衣類に関する他の記事はこちら
オキシクリーンマックスフォース関連のよくある質問
- オキシクリーンとマックスフォースの違いは何ですか?
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オキシクリーンは粉末タイプの酸素系漂白剤で、衣類やキッチン・浴室掃除など幅広く使える。一方、マックスフォースは予洗いにつかう衣類専用の液体シミ抜き剤です。用途の違いがあるため、丸洗いするような洗濯にはオキシクリーン、部分的なシミ抜きにはマックスフォースが適しています。
- オキシクリーンマックスフォースは色落ちしますか?
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「オキシクリーン マックスフォース」は、色柄物にも使用可能ですが、素材によっては色落ちや変色の可能性があります。 使用前に目立たない部分でテストし、洗濯表示を確認してください。 ウール、シルク、革製品などのデリケートな素材には使用を避けてください。
- オキシクリーンマックスフォースは漬け置きできますか?
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「オキシクリーン マックスフォース」 スプレーは、汚れにスプレーし5分以上放置後、洗濯する使用方法が推奨されています。 ジェルスティックや泡タイプは、変色しやすい素材には5分以上の漬け置きを避けるよう注意が必要です。 使用前に目立たない部分で試し、洗濯表示を確認してください。
- オキシクリーンで洗ってはいけないものは何ですか?
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オキシクリーンは以下の素材には使用を避けるべきです:
- 水洗いできない繊維製品(ウール、ウール混紡、シルク、シルク混紡など)
- 革製品
- 金属全般および金属製の付属品
- ジュート、チーク材、仕上げ木材など
これらの素材に使用すると、変色や劣化の原因となる可能性があります。