冬の定番アウター、ダウンジャケット。
暖かくて軽い一方、「自宅で洗って大丈夫?」「クリーニングに出さなきゃダメ?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は、専用の洗剤と正しい手順を守れば、自宅でもダウンジャケットを安全に洗うことができます。
今回は、プロ仕様の業務用洗剤「ダウンも洗えるニット洗い洗剤(アイメディア)」を使った洗い方を、写真やビフォーアフター検証つきで詳しく紹介します。

- ダウンやニットが洗える業務用洗剤
- デリケートな素材もしっかり洗える
- ダウンのふんわり感がよみがえる
- クリーニングに出すよりも割安
- 黒ずみやシミなどを落とすことはできない
ダウンジャケットは自宅で洗える?プロも使う洗剤で安心ケア
「ダウンジャケットって自宅で洗っちゃダメなんでしょ?」そんなふうに思っていませんか?

実は洗濯表示タグの「洗濯機マーク」もしくは「手洗い可」マークがあれば、家庭での洗濯が可能です。
![]() 手洗可 | 40℃までの温度で、手洗い可能 |
![]() 洗濯機可 | 表示に弱い力で30度までの液温で洗濯機可能 |
ただし、普通の洗剤で洗ってしまうと、羽毛がぺたんこになったり、撥水加工が落ちたりすることも…。
そこでおすすめなのが、アイメディアの「ダウンも洗えるニット洗い洗剤」です。
「ダウンも洗えるニット洗い洗剤」とは?特徴と効果を紹介
- 中性で衣類にやさしい処方
- ニットやダウンなどの繊細素材にも対応
- 泡切れがよく、すすぎやすい
- プロ仕様の業務用洗剤として販売中
市販の洗剤では難しかった、羽毛の復元力と軽さを保ったまま洗えるのが大きな魅力です。
実践!自宅でできるダウンジャケットの正しい洗い方【9ステップ】

今回は自宅にあったモンベルのキッズ用ダウンジャケットでアイメディアの「ダウンも洗えるニット洗い洗剤」を試してみます。ダウンジャケット自体は甥っ子姪っ子から息子が譲り受けたもので、合計で6年ほど使用しています。
洗面台や桶に水を張る(常温)

ダウンジャケットがしっかり浸かる量の水を用意しましょう。水温は20℃前後の常温水が適しています。
桶は幅広タイプがおすすめです
水に対して洗剤を正確に計量して混ぜる

水1Lに対して洗剤2gを目安に測り入れ、よく混ぜて洗濯液を作ります。混ぜる際はゴム手袋を使うと手荒れ防止になります。

ダウンジャケットを裏返してファスナーを閉める
裏地側の方が水通りがよく汚れも落ちやすいため、裏返してファスナーを閉めましょう。
洗濯液でやさしく押し洗い

押し洗いを40回ほど優しく繰り返します。揉んだりねじったりせず、ダウンを潰さないように注意しましょう。
手で軽く水を切る

洗濯機はまだ使いません。両手で挟むようにして水分を軽く押し出します。
水を替えてすすぎ洗い(約20回)

きれいな水に入れ替えて、洗剤をしっかり落とします。押し洗いで20回ほどすすぎましょう。
ダウンをほぐしてから脱水(洗濯機使用は条件付き)

撥水加工がされていないダウンであれば、片寄った羽毛を整えてネットに入れ、洗濯機で3分ほど脱水します。
ダウンに撥水加工がある場合は洗濯機の脱水を使わずバスタオルで水を吸わせるようにしてください。(撥水加工のものを洗濯機で脱水すると、洗濯機が壊れる恐れがあります)
ハンガーで釣り干し+タンブル乾燥(乾燥表示を要確認)

風通しのよい日陰でハンガーに吊るして自然乾燥しましょう。
フード付きの場合はジョイントパーツがあると便利です!
自然かんそう乾燥機の使用は、洗濯表示でOKとされている場合に限り、10分程度のタンブル乾燥が有効です。

今回使用したモンベルのダウンはタンブル乾燥不可のマークがありましたがタンブル乾燥を試してみました。問題はありませんでしたが、使用される場合は自己責任でお願いします。

洗濯と乾燥が完了!ふんわり仕上がったかチェック

乾燥後は、ダウンのボリュームや手触りを確認。ふくらみが戻っていれば完了です!
撥水加工があるダウンジャケットの注意点
撥水加工は熱や摩擦に弱く、乾燥機や脱水機の使用で機能が落ちる恐れがあります。
- 撥水加工のあるダウンは洗濯機の脱水・タンブル乾燥を避ける
- 洗濯表示を確認し、「乾燥機・脱水OK」の記載がない場合は自然乾燥・手絞りが基本
実際に洗ってみた!ビフォーアフター検証
筆者が実際にこの洗剤でダウンジャケットを洗ってみたところ…


- 羽毛はふんわり元通りに!
- 縮みや型崩れもなし!
- シワ部分などの黒ずみ汚れは残ったが、全体的に清潔感アップ
アイメディア「ダウンも洗えるニット洗い洗剤」に関連するよくある質問
- ダウンジャケットは普通の洗剤で洗ってもいいですか?
-
あまりおすすめできません。一般的な洗濯用洗剤は洗浄力が強いため、羽毛の油分を落としすぎてしまい、ふくらみがなくなったり、生地を傷めてしまう可能性があります。
ダウンジャケットを洗うときは、中性で繊維にやさしい「ダウン専用洗剤」や「おしゃれ着用洗剤」を使うのが安心です。 - ダウンジャケットをふかふかに戻す方法はありますか?
-
はい、あります。しっかり自然乾燥させたあと、洗濯表示に「乾燥機可」の記載があれば、10分ほどタンブル乾燥を行うことで羽毛が空気を含み、ふっくらとした状態に戻ります。
乾燥機が使えない場合でも、手でやさしくほぐしながら陰干しすることで、ある程度のふくらみは回復します。 - ダウンジャケットは洗濯機で洗ってもいいですか?
-
ダウンジャケットの洗濯表示に「洗濯機可」と明記されていて、撥水加工がされていないものであれば、洗濯ネットに入れて弱水流・短時間で洗濯機を使用することも可能です。
ただし、基本的には押し洗いや手洗いの方がダウンへのダメージが少なく、ふくらみを保てるため、手洗いが推奨されます。
まとめ|業務用洗剤でダウンジャケットも安心して洗える!
家庭でのダウンジャケット洗いは、ポイントさえ押さえれば失敗しません。
- 押し洗い+自然乾燥が基本
- 撥水加工の有無で脱水・乾燥方法を変える
今回使用した「ダウンも洗えるニット洗い洗剤」は、プロも使う品質ながら、家庭でも簡単に使える優秀な洗剤です。
皆さんもぜひ試してみてくださいね!
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